03/09/2023
.模倣に対する私の考えを記しておきます
ある人に真似されてるよ!って言われて
収拾つかなくなりそうな案件がありましたが、
私には日常茶飯事に起きてます
それは私が0→1側の人間だからです
なので「模倣」に関する私の思いや考え方を
未来の自分にも向けて記しておこうと思います
今回、模倣してると感じる件について
まぁ、本人は違うというのだから、
それはそれでいいが、このような全体像が、
人として、
とても下品で悍(おぞ)ましいくらいの卑(いや)しさ
とさえ感じてしまうのは俺だけなのかな?
真似された事にどうとかではなく、
盗むものを間違えてることが悲しいと思うのです
特に元従業員に関しては
これを読む方には、
ちゃんと伝えておくことにする
どれだけ商品や店構えを模倣しても
生きた物語や理由がなくては細部に魂は宿らない
ピカソが仰っているように、
この魂そのもの、
この場合で例えれば盗むものは私の思考であって
商品や業態ではないということだ
何をやるかではなく
誰がやるか?
一流にはそれが痛いほどわかる
二流はわかるけど盗めない
三流は真似をする
それ以下は真似すらできていないということ
少し深く掘り下げてみよう
プロダクトやデザインを創出した者には
経験から生まれる思考が存在する
他と同じものを見ても
多くの方が見る景色は異なるという事
一流はそれを知っているし、
その思考を盗むことで一流に近づけるという理論がある
野球で例えるなら
すごいピッチャーやバッターを真似したとて
同じ結果にはならない事くらいバカでもわかる
ただ、それよりも思考にフォーカスをあてる
考え方、向き合い方など、存在が近ければ近いほど
私はその人の心にオフェンシブに入り込んでいく
思考がわかると、それを自分に落とし込む
それが腑に落とすという事
では腑に落とした後、同じものを作ろうとした時には
そもそも全く同じものにはならないんですよ
でも、お客様には同じ思いが伝わるという事です
盗むべきものは形ではないということが
なぜ俺はウチで働いてた子に伝えられなかったのか?
そこがとても自分に対して残念に思うのです
今回の模倣例を語るとすれば、
本人はそもそも真似てない、
メニュー構成も盛り付けも、
外観もオリジナルだと自尊心に言い聞かせてると思うので
世間体では真似ではないのでしょう
ただもし、これが模倣だとしたら
見た目が似ていても全く違うことを
私はこの写真からも証明できます
何故ならうちはオリジナルだから
食中毒や肉の処理など、
様々な問題が出た時に勘違いされたくないので
はっきりここに記しておきますが、
弊社のモルノダの器というのは、
ただの器ではありません。
ボウルやカラトリーには「ある細工」がしてあるんです
似たものを購入しても真似できないのです
だから写真を撮っても
美味しそうに撮れないのです
うちのは撮れるんですよね、
考えてる質量が違うんです
俺はそう言った隠れた魅力を
隠したことはありませんが、
やましい気持ちが、
その質問を投げれなくしてしまっているのです
やましくなければ聞けばよかった、
それだけですね
そして、真似できない一つ一つの拘りには
当たり前ですが理由が存在します
その理由には、私の人生経験から得た価値観があり、
本来その思考こそが、盗むべきものであり、
スタッフには喜んで盗んでほしいものなのです
美味しい仕掛けは器だけではありません。
照明の輝度は照明設計に、
厨房はオペレーションを考慮した厨房設計に、
お肉の美味しい理由にも確実かつ明確な理由があり、
偶然などない
目に見えるものを模倣したとて、
なんの強がりでもなく、
模倣は所詮模倣であるという事
偽物のブランドには偽物しか集まらない、
それを行うことは、
お客様を馬鹿にしてるだけだと
私は思うのです
YATAが立ち飲みブームの火付け役として
業界を牽引していると言われますが、
モルノダもYATAでも、
私が世に出したブランドは、
本当に盗みと模倣が多くあります
安売りスーパーで売られる酒も
こだわりの酒屋で買う酒も同じに見えるでしょう
しかし、なぜスーパーではこだわりの酒が売れないのか?
それは前者が食品の一部として考えられており
後者は最高の嗜好品として販売してるからです
同じもの売るにも思いが宿ることを知らなくてはいけない
商品に対する愛なんですよ
堂々と模倣したい、
盗みたいと連絡くれる猛者達もいます
こっそりやって、
私が真似したと言いたい人もいます
本当、色々います
見せかけの愛やお金や人が動き、
本物の愛には気付かれもしない時代ですが、
私は人としての質が高い方と生き、
寿命と共に、この世から去っていきたいなと
私はこちら側の思考のタイプです
お金や感情、私にだって欲は尽きません。
だから綺麗事を言う気持ちもさらさらなく
ただ私の場合は、
圧倒的に優先順位が違うだけなのです
一歩間違えたら、私もそちら側なのです
誰が悪いとかの話ではなく、
自分に目を背けて模倣し自尊心を満たすくらいなら
盗むものを間違えず、
自分の心に恥じないかっこいい人生
を歩んでほしいなと言う思いを記しました