03/12/2025
ここは上野、終着駅。
われわれもこの1年の終着、大晦日に向かって走り出します。
2025年を海の様子から振り返ると、
イワシが豊漁、
大型のサンマが久々に市場を賑わしたかと思えば、
黒潮大蛇行終息の影響か、
今度は秋深くなっても、鰹が全然戻らない。
ほたて、牡蠣は全国で斃死が続き壊滅的。
11月に入って鰤もいまいち。大型が全然獲れていない。
そして鮭鱒の歴史的不漁によるイクラの「史上最高値」は、
歳末商戦を控えた水産業界にとっては、
今冬一番の「事件」でもありました。
世界を見れば増え続ける需要に対して、
天然資源は脆弱で、
円安は進み、魚価は高騰。
「魚は食べるがお金は出さない」魚食大国ニッポンの
「買い負け」は続いています。
「魚を食べる人」
「これからも食べ続けたい人」
としてのわたしたちに出来ることは?
資源管理がしっかりされた魚を買うとか、
マイナー魚に挑戦してみるのもいい。
町の小さな魚屋を応援したり、
家で丸魚をさばいてみるのもいい。
魚草/魚塚から伝えたいのは、
もう一度、
「魚はごちそう」
であると、思い出すこと。
私たちの食環境の中に、
魚という
自然が、
野生が、
これだけの「質」と「量」をもって今も残されている奇跡に、気づくこと。
ハレの日の食卓で、
その奇跡に感謝の気持ちをもって、
海の幸を頂きましょう。
魚は、ごちそうです。
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